ホワイト企業認定

認定マークホワイト企業認定はホワイト財団が次世代に残すべき素晴らしい企業を発掘し、「ホワイト企業」として認定する制度です。弊事務所はホワイト財団認定コンサルタントとして、ホワイト企業認定を取得する会社を支援しています。

現在、我が国には多くの認証制度があります。その多くは国や県、市町村の行政機関が主体となって行っています。例えばくるみんマークは厚生労働省が少子化対策や子育て支援に取り組んでいる企業を、健康経営優良法人認定制度は経済産業省が健康増進に積極的に取り組んでいる企業を顕彰する制度です。このように会社の一側面だけを評価している制度が大半です。

これに対してホワイト企業認定は一般財団法人日本次世代企業普及機構(通称:ホワイト財団)が、会社を総合的、多面的に評価して認定する制度です。つまり会社を子育て面や健康活動面という1側面ではなく会社を収益性や継続性を含めて評価する制度になっています。

ホワイト財団の考えるホワイト企業とは

ホワイト財団はホワイト企業をブラック企業の反対とは考えていません。もちろんブラック企業はホワイト企業認定を取ることはできません。ホワイト企業とは、

① 長期にわたって健全な経営を継続できること

② 社員が安心して働き続けられること

③ 時代のニーズに合わせた社員の働き甲斐を高く保つこと

の3要素を併せ持った会社で、「次世代に残すべき素晴らしい企業」、「家族に入社を勧めたい会社」としています。

ホワイト企業認定取得の効果

認定を取得する目的が企業によって色々ですので、効果の評価は会社によって色々です。ホワイト企業認定を取得した会社へのアンケートでは、次の効果を実感されています。

リクルート効果 企業のPR効果 社内満足度の向上 企業の課題解決効果
95% 86% 79% 70%

リクルート効果では、神戸に本社を置く社員数80名の産業機械部品の専門商社(株)トモエシステムのように、「応募者数が3倍、会社説明会参加者数は5倍に増加」したところがあります。リクルート効果が95%の会社で実感されているように、求人活動に大きな効果をもたらすことは確かです。少子高齢社会がますます進展する社会において、この効果は重要です。

ホワイト企業認定取得による顧客への信頼感の醸成を含めた企業のPR効果や、ホワイト企業認定を取得する過程を含めて社員の満足度が向上し離職率が低下した事例や、経営層や管理職に「ホワイト企業認定取得企業である」という意識が強くなったために経営課題の解決につながった事例が報告されています。

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