7月号 交通安全活動のすすめ 

2009年7月発行 社会保険労務士丸山事務所 通信

7月1日~7日は労働安全週間でした。有意義な活動をされたでしょうか。「当社では労働災害らしき記憶がないので労働安全にあまり関心がありません」と言う会社もあるでしょう。労働災害がないことは喜ぶべきことです。ところがその結果、安全に関心がなくなっているとすると、「ちょっと待って」と言いたくなります。かつてマザー・テレサは「愛の反対はなんですか」と問いかけたことがありました。「愛の反対は、憎しみでも、暴力でもなく、『無関心』です」と答えたのは有名です。安全に関しても同様に、「安全の反対は『無関心』です」といえます。

前置きが長くなりました。確かに経営者の皆さんと社員の努力が実を結び、それに社会構造の変化が相まって労働災害は30年前と比べると半減どころか1/4ほどに減っています。ところが一時に3人以上が死傷する重大災害は増大傾向にあります。この中で、交通事故が約半数を占めていることはあまり知られていません。

社会経済構造がサービス産業化する中で、車を使って事業活動を行っているところが多くなっています。車による事故・災害の重大さは頭では分かっていながら、実際に起きるまでは労働災害として捉えていない会社が多いようです。車を使っている会社では、労働災害撲滅活動として安全運転活動に真正面から取り組む時期になっていることは確かです。ところが、安全運転活動を困難にしている事情があります。

  1. 安全運転は個人の力量に負うところが大きい
  2. 通常、運転中の監視や指導が出来ない
  3. 本人が気をつけていても相手が悪くて事故になる

どれも安全運転活動を具体的に進めることを阻害する要因理由になりうるものです。その結果、「安全運転に注意しましょう」と合言葉を掛け合うことから抜け出せないところが多いのも事実です。

当事務所では安全運転に取り組む会社に、データ・テック社の「セーフティ・レコーダ」の導入を薦めています。この機器は、運転場所と運転状況を逐次記録します。この記録を解析することにより、運転手の運転癖を知ることが出来ます。急ブレーキを良く掛ける運転手、カーブを勢いよく走る運転手等の運転癖すなわち運転挙動がわかります。運転挙動は運転手本人も気付いていないことが多いものです。この運転挙動をフィードバックして適切に指導すると自然と丁寧な運転に導くことができるという優れものです。

労働安全活動に安全運転を取り上げる意義と、活動を強力にサポートする機器「セーフティ・レコーダ」を紹介しました。

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