朝の挨拶は元気の素

辛口ビールのスーパードライを発売したアサヒビール。いまでこそ元気のある会社の一つですが、樋口廣太郎氏が1986年に社長に就任するまでは年々シェアを落としている会社でした。樋口氏はその著書の中で、住友銀行から移った直後に、社内を元気にするためには大きな声で挨拶することを自ら実践して社内を引っ張ったと書いています。

会社の中で人間関係は重要です。人間関係を良くするためのノウハウは、いわゆる職場の活性化対策は色々と説かれ、そのためのセミナーも種々開催されています。それはそれで意義はあるわけですが、「朝の挨拶」の効果もあなどれません。明るい声で挨拶を受けて、不快に思う人はいません。微笑みながらの挨拶を受ければ、その日一日清々しい思い出仕事が出来るというものです。この人のために全力で尽くそうと思う人もあるでしょう。

「朝の挨拶」を就業規則に盛り込むことが是か非かについては会社の風土、状況により一概ではいえません。それはともかく、「朝の挨拶」を続けることにより社内の雰囲気は明るく元気なものに変わっていくこと請け合いです。

企業風土を変えるには、ご多分に漏れず経営者が先頭に立って行うことが、その秘訣です。

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