7月には、労働保険の年度更新、社会保険の算定基礎届、続いて賞与支払い届があり社会保険労務士事務所としては最も忙しい時期でした。
今年は、これらの届をすべて電子申請で済ますことが出来ました。ペン蛸から解放されることになり喜ばしい限りでした。
ところが、この電子申請にもいくつか泣き所があります。その一つが、氏名に使われている漢字です。
社員の中に「髙」の付く人がいました。いわゆる「はしごだか」です。
これが社会保険の届出で使われると、事務センターからの通知リストから外され、後日にその方だけ郵送されてきます。
「それはないよ」と言いたくなりますが、現行のシステムではそのように処理しなければならないとのこと。
行政は電子申請を奨励していますが、何とも不思議な制度です。