会社宛てにキャリアアップ助成金の不支給決定書がいきなり届いた。
え!?どうしたの??
「雇用保険適用事業所の事業主に該当しないため」との事由。
該当しない? 資格取得届をしたことがあるのに。
不支給決定をした労働局に架電。
「不支給決定書に、適用事業所に該当しないとあるのですが、どういうことですか」
「支給決定時点で、雇用保険の被保険者がいない状態が続いていたので、そのように判断しました。
実は、この扱いは都道府県であやふやなところがありました。
昨年9月に本省から通知があり、その基準を徹底するように通達がありました。
今回、その基準で判断させてもらいました。」
確かに、対象の社員が支給申請直後に自己都合で辞めてしまっていた。
その後、後任を採用したとは聞いていなかった。
支給決定時点は会社が選ぶことができない。
その日で判断するのは不合理である気もするが、そのような基準があるのであれば、致しないかも。
適用事業所であることは、助成金受給の大前提の一つである。
その日に被保険者がいないことは、倒産したと同じ扱いをされたようだ。
昨年2月のキャリアアップ助成金の計画書の作成から始まって、支給申請書の作成・申請までずいぶんと時間と労力が掛かった。
成功報酬の契約なので、当方の報酬はゼロ。
まさに、「骨折り損のくたびれ儲け」であった。